2017年8月8日(火)
オスプレイ豪沖墜落 日米両政府に強く抗議
小池書記局長が会見
|
日本共産党の小池晃書記局長は7日、国会内で記者会見し、米海兵隊普天間基地所属のオスプレイが豪州沖で墜落事故を起こしたことについて、「言語道断であり、欠陥機は撤去すべきだ」と厳しく批判しました。
小池氏は、オスプレイが昨年12月にも沖縄県名護市で墜落事故を起こしており、日米合同委員会で「6カ月以内」と合意している事故報告書も出されていないと指摘。そのうえ、オスプレイは沖縄県以外にも横田基地、厚木基地、キャンプ富士、岩国基地など日本各地で飛行訓練を増大させており、その矢先に新たな墜落事故がおこったとして、「日米両政府に厳しく抗議する」と強調しました。
さらに、小池氏は今月10日から北海道でオスプレイが参加する日米共同演習が予定されていることを指摘。小野寺五典防衛相が日本国内でのオスプレイの飛行を自粛するよう米側に申し入れたことについても触れ、「『自粛』などではなく、日本国内でのオスプレイの飛行はただちに中止し、10日からの日米共同演習も中止するべきだ。オスプレイを日本から撤去することをわれわれは強く求める」と述べました。