2017年8月3日(木)
特産品 豪雨被害負けぬ
福岡で即売会 市民ら次々購入
|
九州北部豪雨で被害を受けた事業者を支援しようと、「復興応援即売会」が2日、福岡市のJR吉塚駅構内で開かれました。福岡県中小企業振興センター主催。
即売会には、朝倉市、東峰村、添田町などから、豪雨で被害を受けた「小石原(こいしわら)焼」の組合やこんにゃく、ようかん、シイタケ、和菓子などの食品加工会社、果樹園、地元の道の駅が出店。特産品を市民が次々に買い求めていました。道路が崩落して出荷が困難となった梨園の梨は、用意した100キロをすべて売り切りました。
お酢や野菜、黒砂糖を買った女性(68)は「ほんの少しでも助けになればと思い、買いに来ました。仕事で震災後の東北にも行って災害に遭うことの大変さを感じている。元気になってほしい」と話しました。
近所の農作物も預かってきたという女性(54)=果樹農家、喫茶店経営=は「三連水車も回り始めている。地域がみんなで頑張っていると知ってもらい、お客さんに足を運んでもらいたい」と話しました。
即売会は3日も正午から午後7時まで開かれます。