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2017年8月2日(水)

日報問題 防衛省を聴取

衆院安保委理 詳細説明拒否 野党が批判

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 衆院安全保障委員会は1日、南スーダン国連平和維持活動(PKО)の日報隠ぺい問題に関して理事懇談会を開きました。日本共産党から赤嶺政賢議員が出席しました。

 理事懇には防衛省防衛監察本部の副監察監らが出席し、7月28日に公表された特別防衛監察の結果について質疑を行いました。稲田朋美前防衛相が陸上自衛隊から日報データ保管について報告を受け、隠ぺいを了承したとされる2月13日、15日の省内での会合について質問が集中。一部で報道された手書きメモについては「報道で知っている。それについての検証を含め、さまざまな文書を検討した」と述べ、メモの存在の有無や入手したかどうかについての言及を避けました。

 また、稲田氏が記者会見で隠ぺいへの関与を繰り返し否定したことについても、「大臣の見識に基づいた発言」だとして、監察本部としての評価についての言及を避けました。

 野党側は「防衛省は聞いても何もこたえない」と厳しく批判。閉会中審査への稲田氏や岡部俊哉陸上幕僚長らの参考人招致を要求しました。一方、与党筆頭理事の小野寺五典氏は「稲田氏は記者会見で何度も答えているし、招致の必要性は特にない」と述べました。

 次回の理事懇は4日に行われ、閉会中審査の日程などを再協議します。


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