2017年8月1日(火)
稲嶺市長に出馬要請
与党市議団 1月の沖縄・名護市長選
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沖縄県名護市の稲嶺進市長を支える与党市議団(14人)は31日、来年1月に行われる同市長選で稲嶺市長に出馬を要請しました。稲嶺氏は「重く受け止める」と答えました。
与党市議団を代表して岸本洋平市議が、辺野古新基地問題や県北部医療問題など残された課題がある中、さらなる市政発展を見据えた新政策を策定し、豊かなまちづくりの継続が必要だと述べ、「次期市長選挙も『稲嶺氏のほかにはない』という熱い思いを私たちは持っている。引き続き市長として頑張ってもらいたいという気持ちを、大勢の市民とともに共有している」と出馬要請しました。
稲嶺氏は「皆さんが屋台骨となって、公約が一つひとつ実を結ぶことができた」と謝意を述べ、「辺野古の問題や、やんばる(県北部)の地域医療の問題等、しっかりとその課題に対応していかなければならない」と応えました。
稲嶺氏はまた、「今、名護市が厳しい状況にあることは、私自身、よく理解しております。このことは市民、議員一丸となって解決に向けて取り組んでいかないといけない大事な問題」との考えを示しました。さらに「名護市を、やんばるを、未来の子どもたちに自信を持って誇り高く引き継いでいく。そんなまちづくりを、みんなで成し遂げていかないといけない」と語りました。
要請については、後援会に諮ったうえで回答する旨を伝えました。