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2017年7月30日(日)

海兵隊2000人“参戦”

北海道 来月に日米演習 過去最大

オスプレイも6機 戦争法具体化

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 北海道で8月実施する米海兵隊と陸上自衛隊の日米共同演習は、国内の同種の演習では過去最多の海兵隊員約2000人が参加する大規模演習となることが、29日わかりました。2011年12月以降の米国のアジア重視戦略、15年9月の戦争法強行以降、日本全土が米軍の出撃・訓練拠点とされてきています。


沖縄から訓練移転

グラフ:陸自と米海兵隊の共同演習に参加した米海兵隊員数

 演習は8月10〜28日に北海道大演習場(札幌、北広島、恵庭、千歳の4市)、矢臼別演習場(厚岸、浜中、別海の3町)、上富良野演習場(富良野市、上富良野、中富良野両町)で実施する日米共同実動演習「ノーザンヴァイパー」です。

 陸上幕僚監部広報室の28日の発表によると、米海兵隊は第4海兵連隊(沖縄・キャンプシュワブ)の歩兵1個大隊と第12海兵連隊(沖縄・キャンプバトラー)の砲兵1個大隊など約2000人が、陸上自衛隊は第11旅団(札幌市)の第28普通科(歩兵)連隊(函館市)と第11特科(砲兵)隊(札幌市)など約1300人が参加します。

 防衛省の同日の発表では海兵隊からはMV22オスプレイ6機、CH53大型ヘリ4機、UH1ヘリ4機、AH1攻撃ヘリ4機が、沖縄からの「訓練移転」として参加する計画です。今年3月に海兵隊員約600人、オスプレイ6機が参加し相馬原(群馬県)、関山(新潟県)両演習場で行われた日米共同演習「フォレスト・ライト」をはるかに上回る規模となります。

 海兵隊のオスプレイは米空軍三沢基地(青森県三沢市)を補給や整備の拠点に使用する計画です。


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