2017年7月29日(土)
「毎日、頭上を飛ぶ」
沖縄・高江 米軍新着陸帯使用に抗議
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米軍は、沖縄県東村の新着陸帯での訓練を今月11日から開始しました。28日、同村の米軍北部訓練場メインゲート前で、新着陸帯での訓練開始に抗議する集会が行われ100人が参加しました。
東村高江区に住む伊佐育子さんは「今まで以上に長時間、ヘリやオスプレイの音が高江集落に響いてくるようになった。先日は夜11時前まで飛んでいた。訓練が激しさを増している」と現状を話し、新着陸帯の使用で飛行ルートが広がっているとみています。
「ヘリパッドいらない住民の会」の儀保昇さんは「まさに住民無視、民意無視。毎日遅くまでわれわれの頭の上を飛んでいる」と怒りの声を上げ、「ひるむことなく運動を続けていこう」と語りました。
「島ぐるみ会議東」の當山全伸共同代表は「北部訓練場の閉鎖・撤去を目指し、これからも運動を続けていきたい」と述べました。
伊波洋一参院議員もあいさつしました。
沖縄防衛局は、米軍の使用前に東村に連絡することを伝えていましたが、村に事前連絡はありませんでした。