2017年7月29日(土)
カジノやめ給食を
あす投票横浜市長選 伊藤候補で実現訴え
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激戦の横浜市長選(30日投票)で市民と野党の共同候補、伊藤ひろたか氏=無所属新=を市長にして、カジノ誘致中止、中学校給食を実現する新しい市政をつくろうと、「新市長とワクワクする横浜をつくる会」は28日夕、桜木町駅北口で宣伝しました。
伊藤氏を支援する市民らがマイクを握り、宣伝カーの周りではシール投票を行い、「カジノより中学校給食を」とアピールしました。
野党各党から次々に応援弁士が駆け付けました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員は「伊藤さんは、市民が望まないカジノはやめさせ、給食を実現する。こんなにわかりやすい政策はない」と強調。市民と野党の共同で勝利した仙台市長選の結果に触れながら「伊藤ひろたか市長の誕生で、横浜でも安倍暴走政治にノーの審判を下そう」と訴えました。さいとう和子衆院議員は「伊藤さんで横浜の未来を開こう」と語りました。
民進党の江田憲司代表代行は「横浜は、本当は待機児童ワーストワン。“ゼロ”などとうそをつく市長は変えよう」と述べ、自由党の樋高剛県連代表は「新潟県知事選でも最後に逆転した。仙台市長選も市民と野党の共闘候補が勝った。横浜でも実現しよう」と話しました。社民党の森英夫県連福祉委員長も訴えました。
伊藤候補が駆け付け、「横浜を次の世代につなげる街づくりを私にやらせてほしい」と訴えると、大きな拍手が湧き起こりました。
一方、現職の林文子候補(71)=自民党、公明党推薦=は、27日の街頭演説で中学校給食について「手作りのお弁当を持たせたいお母さんはいる。完全給食にするとできなくなる」などと、市民多数の願いに背を向けました。