2017年7月27日(木)
核兵器禁止条約推進の共同で一致
仏共産党ドアルメイダ全国評議会議長と緒方副委員長が会談
日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者は25日、米沢博史国際局員とともに日本への帰途の経由地パリで、フランス共産党のイザベル・ドアルメイダ全国評議会議長(全国書記に次ぐ役職)とリディア・サマルバクシュ全国調整委員・国際委員会責任者と会談しました。
フランス側は7月の国連会議で、核兵器禁止条約が採択されたことは、世界平和と軍縮のたたかいにとって重要な前進であり、それに日本共産党が積極的な役割を果たしたことを評価しました。さらに、フランス政府に対して核兵器禁止条約に参加するように働きかける運動を推進していく決意を語りました。
緒方氏はこの評価に感謝し、2年前、東京での両党首脳会談で、核兵器廃絶での共同で一致したことを想起しながら、核保有国で米英とともに反対声明を出したフランス政府、被爆国でありながら米国に同調する日本政府に対して、それぞれたたかいを進めていくと述べました。
双方は、核兵器禁止条約を進める活動での共同で一致しました。
また、両国の政治情勢とお互いの党活動、国際情勢などについて情報と意見を交換しました。