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2017年7月26日(水)

疑惑深まった 証人喚問こそ

閉会中審査 ラジオ番組で笠井氏

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(写真)笠井亮氏

 日本共産党の笠井亮政策委員長・衆院議員は24日夜、FMラジオ番組「ジャム・ザ・ワールド」に電話出演し、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の陸上自衛隊「日報」隠ぺい問題の真相を究明するため関係者の証人喚問を行うべきだと語りました。

 笠井氏は、同日の衆院予算委の閉会中審査で、「日報」隠ぺいに関わった稲田朋美防衛相をかばい続ける安倍首相の責任をただし、首相自身も隠ぺいに関与した疑いがあると追及したことを紹介。

 首相が関与を否定し、陸自の「日報」データ保管に関して報告も受けておらず、特別防衛監察の「結果を待ちたい」などと答弁したことについて「納得できるものではない」と指摘しました。

 ナビゲーターの津田大介氏も、首相は「(質問に)直接答えていなかった」と応じ、答弁が二転三転する稲田防衛相については「辞任待ったなしだ」と述べました。

 また、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設について問われ、笠井氏は首相の元側近が「記憶にない」と繰り返したことにふれ「国民が求める真相解明に政権が背をむけている」と批判。「疑惑は一層深まった」として「日報」問題と合わせ、関係者の証人喚問を行い「国会の責任で真相究明することが必要」だと強調しました。


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