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2017年7月24日(月)

横浜市長選 伊藤候補必勝へ共同演説

横浜駅前 小池書記局長が訴え

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(写真)野党の国会議員や市民団体の代表とともに訴える伊藤ひろたか候補(右から4人目)=23日、横浜市西区

 横浜市長選(30日投票)の“ラストサンデー”となった23日、市民と野党の共同候補の伊藤ひろたか氏(39)=無新=が自民・公明推薦の現職候補の林文子氏(71)=無現=を激しく追い上げる中、伊藤氏の必勝をめざす野党と市民の共同街頭演説(「新市長とワクワクする横浜をつくる会」主催)が横浜駅西口のビブレ前で行われました。日本共産党からは小池晃書記局長が訴え、市民と野党の代表が壇上で手をつなぐと大きな拍手と声援が起こりました。

 市長選の争点は、カジノ(賭博場)の誘致と中学校給食実現の是非です。「カジノより学校給食を」と訴える伊藤氏は「多くの人たちから『中学校給食を頼みますよ』という声を聞いてきた。選挙で民意を問い、中学校給食を実現しよう」と呼びかけました。さらに、「世論調査では80%以上の人が横浜にカジノはいらないという結果が出ている」と指摘。「横浜の歴史を大切にしたまちづくりと観光政策をやろう。それができれば地域経済はもっと活性化する。カジノで地域経済は絶対に潤わない」と訴えると、大きな拍手と声援が飛び交いました。

 小池氏は、カジノではなく、中学校給食、子どもの貧困や待機児童問題への対策こそ必要であり、伊藤市長の誕生で実現しようと強調。市民と野党の共同が大きく前進している情勢にふれ、横浜で勝利し、「解散・総選挙に追い込んで、安倍政権を倒そう。横浜から流れを変えよう」と呼びかけました。

 民進党の有田芳生参院議員は「野党の統一でこそ勝てる。安倍政権を許さないという思いで、一緒に勝利の日を迎えよう」と表明。同党の真山勇一、杉尾秀哉両参院議員も訴えました。

 自由党の樋高剛県連代表は「この選挙は、ばくちに投資をするのか、子どもの成長に投資をするのかの選択だ」と述べ、伊藤氏の必勝を呼びかけました。

 市民連合の山口二郎法政大学教授は「民主主義を取り戻すための第一歩を踏み出す大事な選挙だ。民主主義と憲法を壊してきた安倍政治にレッドカードを」と述べました。

 この日、日本共産党の田村智子副委員長、大門みきし参院議員も応援に入りました。

 また、社民党県連合の森ひでお福祉委員長が一党員として参加しました。


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