2017年7月23日(日)
九州北部豪雨 共産党がボランティアセンター
第1陣 熊本の青年奮闘 福岡・朝倉で始動
日本共産党が九州北部豪雨を受け、福岡県朝倉市杷木(はき)の原鶴(はらづる)温泉に開設した「救援ボランティアセンター」で22日、ボランティアの受け入れが始まりました。
|
第1陣として、熊本県から山本伸裕県議と青年4人が到着。みのう農民組合の上村庫史副組合長からの依頼で、被災した農地の復旧作業に汗を流しました。
朝倉地区にある上村さんの農地は大雨と川の氾濫で浸水し、一面が泥の海になりました。
気温35度を超える炎天下、長靴を履いた青年たちは上村さんが所有する「博多万能ねぎ」のビニールハウス13棟の防虫ネットを泥土から引き上げる作業を行いました。
熊本市東区の男性(38)は「熊本地震の被災直後に駆け付けてくれた福岡の人たちに感謝の気持ちを伝えたい」との思いで参加しました。作業を終えて「熊本地震でもボランティアの支援が行き届かない人がいました。被災した人の要望に一つひとつ応えることが大事だと思った」と振り返りました。
上村さんは「1人だったら何日もかかる作業。泥が固まるまでに手伝ってくれて本当に助かった」と笑顔を見せました。
熊本地震で自宅が半壊した大津町の女性(27)は「水害による被害の深刻さを実感しました。避難している人も多いと聞きます。避難所で要望を聞き取る活動にも参加したい」と語りました。
同日のボランティア活動には、せきねしずか衆院熊本3区候補、松尾りつ子衆院福岡2区候補が参加しました。
問い合わせは共産党福岡県委員会。