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2017年7月11日(火)

業者の絆で声上げ再建を

福岡・朝倉 真島・仁比議員が調査

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(写真)地域の業者から復旧の問題を聞き取る(右から)真島、仁比、山口、田中の各氏=10日、福岡県朝倉市

 九州北部豪雨の被害からの早期復興を果たそうと、日本共産党の真島省三衆院議員と仁比聡平参院議員は10日、福岡県朝倉市の自営業者を訪ねて被害を調査、「自営業者と地域の絆で声を上げ、生活と生業を再建していこう」と呼びかけました。山口律子県議、田中ようじ衆院5区予定候補が同行しました。

 甘木朝倉民主商工会で行武雄治事務局長から被害状況を聞き取りました。行武氏は「甚大な被害が出ており、国や県をあげての復興をやってもらいたい」と訴えました。

 真島、仁比両議員は、安否確認などで力を発揮する自営業者と地域住民とのつながりを強調。仁比氏は「地域を代表して声をあげられるのは自営業者。『あったか民商』の団結で被災地を再建していこう」と呼びかけました。真島氏は「生活が一段落したらすぐにも事業再開にかかれるよう声を集め、国に届けていく」と語りました。

 両議員らは、地域の事業者らを訪問。「国道の土砂の撤去を市にお願いしたが『それは県に』と言うばかり」「側溝や水路が詰まって全く排水ができない」「ゴミを自分で持っていかなければならないため、一度のゴミ捨てに3時間かかる」「田植えを済ませたばかりの田んぼに赤土が入っている」―との声が寄せられました。

 両議員らは、「これまでの災害でも一つ一つ要求を国に届け実現させてきた。遠慮せず相談してほしい」と手を固く握って激励しました。


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