2017年7月9日(日)
志位委員長、スコットランド議員と懇談
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【ニューヨーク=遠藤誠二】日本共産党の志位和夫委員長は7日、国連内で、核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)共同議長のビル・キッド議員(スコットランド議会、同民族党)と懇談し、同日の核兵器禁止条約採択を喜び合いました。
キッド氏は、スコットランド政府としてこの条約を強く支持しているとの書簡をエレン・ホワイト国連会議議長に送っていることを紹介。一方で、「スコットランドはイギリスの一部であるため、政府が強く支持しているにもかかわらず署名、批准ができません」と述べ、イギリスの政治変革の必要性を強調しました。
志位氏は、条約の前文に、国会議員の役割が明記されたことをあげ、「今後を考えると議員の果たす役割は大きいですね」と語ると、キッド氏は「まったくその通りです」と応じました。
両氏は、それぞれの国が同条約に参加し、核兵器廃絶へ進むために政府をかえる展望について語り合い、今後、核兵器問題で、両党間で協力を強化していくことを確認しました。