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2017年7月8日(土)

共産党全員当選でオール沖縄躍進を

大激戦の那覇市議選 小池書記局長が訴え

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(写真)声援にこたえる(左から)渡久地、フルゲン、小池、西中間、赤嶺、徳留の各氏=7日、那覇市

 大激戦のまま最終盤となった那覇市議選(9日投票)で、日本共産党の躍進を何としてもと、小池晃書記局長は7日、同市をかけめぐり、フルゲン茂治(64)、ワク川朝渉(56)、我如古イチロー(59)、マエダちひろ(45)=以上現=、宮里ノボル(69)、上原やすお(57)、西中間ヒサエ(43)=以上、新=の党候補7人全員の勝利を訴えました。

 「全員当選でオール沖縄の議席増を勝ち取り、安倍政権を倒す力をさらに強く大きくし、辺野古新基地建設を許さず那覇から流れをさらに変えていこう」との小池氏の訴えに、聴衆から「そうだ」の声援と指笛が響きました。

 小池氏は、森友学園や加計学園をめぐる国政の私物化、情報の隠蔽(いんぺい)などの安倍自公政権の暴走への怒りの審判が東京都議選で下され、共産党が19議席へと躍進したと強調。「那覇では総選挙より一足先に、安倍政権への信を問うことができる絶好のチャンス。沖縄から政治を変えよう」と力を込め、「オール沖縄の力をさらに強くし、来年の名護市長選、県知事選、那覇市長選の勝利につなげていこう」と呼びかけました。

 憲法9条を変え、民意や法的手続きを無視した新基地や、高江オスプレイパッド建設を強行する沖縄での安倍政権の暴走を許すわけにはいかないと述べ、県民が願う「命どぅ宝(命こそ宝)」、「憲法9条守れ」の願いを、党派を超えて託してください、と訴えました。

 党7候補は、豊かな実績とともに国保税の引き下げ、学校給食費の無料化などの公約を訴えました。

 躍進した都議団から、徳留道信都議団副幹事長が駆け付け「安倍政権への怒りが共産党に託された。東京以上に安倍政治の矛盾が大きい沖縄で、都議選に続く結果を」と激励しました。

 赤嶺政賢衆院議員は「他のオール沖縄候補者を訪ねてエール交換をした。城間幹子市長の与党過半数確保に全員が必勝の勢いだ」と強調しました。


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