2017年7月5日(水)
北朝鮮がミサイル発射
今年10回目 日本のEEZ内に着水
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は4日午前9時40分ごろ、日本海に向け弾道ミサイルを発射しました。今年10回目の弾道ミサイル発射です。菅義偉官房長官は同日の記者会見で、ミサイルは約40分間飛翔(ひしょう)し日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に着水したとみられると説明。被害は確認されていないと述べました。政府は外交ルートを通じて北朝鮮に抗議しました。
防衛省は同日、北朝鮮が今回発射した弾道ミサイルについて、2500キロを大きく超える高度に達したと発表しました。
稲田朋美防衛相は同日の記者会見で、北朝鮮による弾道ミサイル発射の意図について、7〜8日に開催される20カ国・地域(G20)首脳会議や4日の米国独立記念日などを挙げた上で「決して正当化されず、断固として許しがたい」と強調しました。