2017年7月4日(火)
都議選 共産党が連続躍進
自民23議席 歴史的惨敗
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安倍自公政権の暴走政治への審判と東京都政の転換が大争点となった都議会議員選挙(定数127)で、日本共産党は現有17を上回る19議席へと躍進しました。前回2013年に8から17へ倍増した躍進に続くものです。得票数は77万3722票を獲得し、比較可能な選挙区で前回より約19万票増やしました。同様の比較で、得票率も14・73%(前回比1・17ポイント増)を獲得。得票数・率ともに前進したのは日本共産党だけとなりました。2〜3人区での勝利は、前回の3から6へ増えました。
北多摩2区では、日本共産党が支持した生活者ネットの山内れい子氏も当選しました。
これに対し自民党は、同党公認の議長や都議会幹事長が相次いで落選し、現有57議席から、過去最低の38議席(2009年)を大きく下回る23議席となる歴史的惨敗を喫し、得票率は前回から約14ポイント減らしました。共産党候補が当選した選挙区のうち、14選挙区で自民党現職が落選。
「都民ファーストの会」は49議席を得て、第1党となりました。小池百合子都知事を支持する勢力は、都民ファーストと選挙協力した公明党などをあわせ、過半数の79議席を占めました。
投票率は51・28%で前回(43・50%)を上回りました。