2017年6月29日(木)
団地に響く訴え
市田副委員長演説「わかりやすい」
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大激戦の東京都議選(7月2日投票)で、日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員は、団地の広場や近くのスーパー前などで、都議候補とともにマイクを握り、聴衆に語りかけるような訴えをしています。ときにはビールケースでつくった“演台”に乗っての演説で、聴衆からは「わかりやすい」「親しみを感じる」と好評です。
27日、市田氏は、足立区の西新井団地で斉藤まりこ候補=新=と、新宿区の都営アパート近くのスーパー前で大山とも子候補=現=と、品川区の八潮団地で白石たみお候補=現=と訴えました。3カ所とも、始まると聴衆の数が増えていきました。
市田氏は、都議選で問われている憲法、豊洲、暮らしの三大争点に触れ、このなかで、安倍政権による憲法破壊と国政私物化を許していいかが問われていると指摘。加計疑惑をめぐって、安倍首相が従来の方針を覆し、「どんどん獣医学部の新設を認める」(24日)と言っていることにふれ、「疑惑を晴らすためだったら、国の方針を勝手に変えてもはばからない、これほどの私物化はありません」と批判しました。
最後に市田氏は「まだ投票先を決めていない人が6割近くもいる。残る期間の奮闘、支持の輪の広がりが勝敗を決める」と力を込め、支持を呼びかけました。
各候補も「だれもが安心して子育て・介護ができる東京を。ほんものの都政改革を」(斉藤候補)、「豊洲の無害化の約束を果たさず移転を進める自民・公明に審判を下そう」(大山候補)、「公明党は安倍政権の暴走のブレーキにならない」(白石候補)と力強く訴え、演説を終えると、聴衆のもとに走り寄り、一人ひとりと握手をしながら、「大激戦です。どうか、ご支持をお広げください」と声をかけました。