「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2017年6月29日(木)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 最近聞いた同じ言葉が心に残りました。「堂々と」。なんの隠し立てもない、恐れず立派に行うさま、という意味で使ったのでしょうか。「正々」をつけてもいいかもしれません▼一つは、来月の大相撲名古屋場所を新大関で迎える高安から。新番付発表の際に抱負を聞かれ、大関らしく堂々とした相撲を取りたいと。昇進の口上にも「正々堂々」を入れているように、みずからを高める信条にしています▼もう一つは、都議選の街頭演説を聞いていた年配の男性から。「共産党は堂々と主張しているね」。今回は都民ファーストに投票しようと思っていたが、築地のことがどうも納得できない。他の党の言い分を聞きに来たといいます▼都政も国政の問題も言いたいことが伝わってきたとその男性。国民の前で政策や主張を堂々と訴える。政党として当たり前の姿と対極にあるのが今の自民党と公明党です。国民の疑問や批判にはこたえず、言うべき中身もなく、相手の悪口に終始する。これで政党といえるのか▼安倍首相の改憲発言にしても、内輪の会合や御用新聞でくり返すだけ。国会や国民ではなく、視線は自分たちに通じる世界に向いています。実際、告示後も首相は街頭に立っていません▼閣僚の相次ぐ不祥事や暴言についても、責任政党が聞いてあきれる無反省ぶり。堂々と国民に語れない自公は内部の締め付けに必死です。逆に外に出て、正面から対決する共産党と野党・市民の輪は大きく。その広がりが新しい政治を切り開きます。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって