2017年6月28日(水)
「期待を肌で感じる」
小池書記局長、候補押し上げ
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荒川 相馬候補
墨田 伊藤候補
国政も都政もゆがめてきた自民、公明両党と日本共産党が激突する東京都議選(7月2日投票)で、小池晃書記局長は27日、荒川区(定数2)で相馬けんいち候補=新=、墨田区(同3)で伊藤大気候補=新=を何がなんでも押し上げようと力強く訴えました。宣伝カーを囲む聴衆の輪はぐんぐん広がり、拍手と期待の声援が盛んに送られました。
小池氏は、「今まで自公に入れてきた方にも、今度は支持できないという人がいる」と指摘。国政私物化や「共謀罪」法強行への強い怒りを受け、「読売」の都民世論調査で安倍内閣支持が39%に急落するなど情勢が激変したと強調し、「日本共産党への支持を広げに広げ、東京から流れを変えるために必ず勝たせてほしい」と気迫を込めて訴えました。
荒川区JR南千住駅近くの商業施設前で、相馬候補は地元の祭り太鼓が聞こえる場所で介護施設をつくり、高齢者が友人と暮らし続けられる街をつくりたいと述べ、「みなさんの代表として必ず都議会に送っていただきたい」と訴えました。
小池氏は、区議として30年、区民に寄り添ってきた相馬氏の手を掲げ、「自民、公明に荒川の議席を独占させてはおけない。二つの議席のうち一つは、都知事にしっかりものを言い、憲法9条を守り抜く相馬さんに」と呼びかけました。
「だいきー」の声が飛ぶ墨田区・JR錦糸町駅前では、同区で24年ぶりの党議席奪還をめざす伊藤候補が、国民健康保険料大幅値上げへの抗議電話が1200件も区に寄せられたと告発。「高齢者の生活は限界です。一つの弁当を2日かけて食べている方もいる」と国民切り捨てへの怒りを語り、「自民、公明の牙城を崩す1議席を私に託してほしい」と力を込めました。
小池氏は、「伊藤候補への期待が広がっているのを肌で感じる」と強調。「学生時代に就活や学費値下げの先頭に立ち、青年運動で吉良よし子さん(現参院議員)たちとブラック企業をなくす運動に取り組んで成果もあげた」ほか、福島原発事故後の放射線測定に取り組み、区に継続的放射能調査をやらせたと紹介。「こういう人こそ、墨田の代表として都議会に送ろう」と呼びかけました。