2017年6月27日(火)

情勢の変化　本物に

全国革新懇が代表世話人会

（写真）全国革新懇の代表世話人会＝26日、東京都内

　全国革新懇は２６日、都内で代表世話人会を開き、安倍政権による「共謀罪」法強行や加計学園疑惑などに対する国民の怒りの高まりと、そのなかでたたかわれている東京都議会議員選挙の情勢などについて議論しました。日本共産党の小池晃書記局長が出席しました。

　都議選をめぐり、選挙戦のさなかに安倍政権の支持率が急落していることが話題となり、「暮らしが苦しい、保育園が足りなくて困っているというなかで、首相の友人だけ優遇されているという疑惑に怒りが起こっている」「安倍『１強』体制の終わりの始まりだ」との指摘がありました。

　同時に、自民党の組織締め付けや公明党の反共攻撃などなりふり構わぬ巻き返しに対する警戒も呼びかけられました。「情勢が大きく変わる可能性がある。この流れを本物にする取り組みに本腰を入れたい」と話し合いました。

　共謀罪法反対での市民と野党の共闘の発展や、安倍首相の年内の自民党案提出表明など急速な改憲策動への対抗が議論になり、「共謀罪に萎縮せず、日常的なたたかいを強めることが重要」「９条改憲を許さないため革新懇の草の根の力を広げていくことが期待されている」との声が出されました。