2017年6月27日(火)
市田氏、おりかさ候補勝利訴え
渋谷 連合組合員も「共産党支持」
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日本共産党の市田忠義副委員長は26日、東京都議選(7月2日投票)渋谷区(定数2)での、おりかさ裕治候補(59)=新=の勝利と共産党の躍進を訴え、東京都渋谷区の笹塚10号通り商店街入り口で街頭演説を行いました。
市田氏は、改憲案の提出を狙っていることを批判。「安倍首相がすべきなのは、臨時国会を開いて加計疑惑を説明することです。憲法を守らない安倍首相に、憲法を語る資格はありません。安倍自民・公明政権の憲法破壊の政治に、都議選で審判を下しましょう」と強調しました。
各紙が発表した都議選世論調査について市田氏は「共通しているのは、6割近い有権者が投票先を決めていないことです。勝敗はこれからの奮闘で、支援を広げ抜くかにかかっています」と訴えました。
おりかさ氏は、区内のPTA活動などで子どもたちの健やかな成長に取り組んできた経験を紹介。「都独自の給付型奨学金やお年寄りのシルバーパスの拡充など、暮らし福祉の要求実現に全力を挙げます。築地市場は現在地再整備を業者のみなさんと一緒に進めましょう」と呼びかけました。
演説を聞いた男性(23)は「連合の組合員だが、共謀罪は労働組合運動も萎縮させるので許せない。今回は共産党を支持する。共産党が前進すれば、野党共闘も進むと期待している」と話しました。