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2017年6月26日(月)

都議選ラストサンデー 一票争う大激戦

共産党躍進で東京変え日本変えよう

党支部・後援会が宣伝・対話

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 東京都議選(7月2日投票)の最後の日曜日となった25日、日本共産党は志位和夫委員長や小池晃書記局長をはじめ党幹部を先頭に激戦区を駆け巡り、「あと1週間のたたかいです。どの選挙区も大変な激戦です。選挙は最後の最後まで頑張ったものが勝利をつかめます。どうかご支持の輪を広げに広げてください。『宝の議席』をどんなことがあっても守り抜き、さらに大きく増やしてください」(志位委員長)と熱く訴えました。


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(写真)志位和夫委員長と清水ひで子都議候補の訴えを聞く人たち=25日、東京都八王子市

 街頭演説ではどこでも、市民が続々と足を止め聴衆の輪が広がり、国政でも都政でも自民・公明両党と正面対決する日本共産党への関心と期待の大きさが示されました。党支部・後援会も宣伝や対話に奮闘。「今度は共産党」との声が多く寄せられる一方、「まだ迷っている」と答える人も。メディア関係者が「読めない」と語る選挙区もあるなど、どこでも一票を争う大激戦です。

 他党も、幹部らが各地で応援演説に立つなど、必死の取り組みを強めています。菅義偉官房長官が告示後初めて、町田市で街頭演説に立ち、加計疑惑で言い訳と開き直りに終始し、司会者は「厳しい選挙」と連呼しました。

 志位氏は、「どうか日本共産党を躍進させていただき、まず東京で勝ち、そして来たるべき総選挙では野党と市民の共闘を成功させ、安倍政権を倒しましょう。首都の政治を変え、日本の政治を変えようではありませんか」と訴え、大きな歓声と拍手が鳴り響きました。

語れば熱い期待

 東京都議選で25日、日本共産党の志位和夫委員長と小池晃書記局長の遊説場所で本紙取材班は、演説に足を止めたり、ビラを受け取った有権者と対話。党の政策や実績・役割を語れば、期待と共感が広がりました。

 志位さんが演説した日野市の高幡不動駅前でビラを受け取った女性(60)は「自民党を支持してきました。加計(学園疑惑)とか、豊田議員(の暴言・暴行)とか、とにかくひどい。投票先を変えようと思って」といいます。汚いお金を受け取らず、自民党の利権政治と真正面から対決していますと伝えると、「共産党は知ろうとしてこなかった。選択肢として考えてみます」と語りました。

 「憲法を壊す安倍自公政権に首都東京からレッドカードを」は有権者の思いと重なります。小池さんが演説した中目黒駅前で、白い買い物袋を持った男性(58)=サラリーマン=が聴衆の輪に。「小池さんの演説はたいしたもんだね。自民党に入れてきたけど、今回は入れない。共産党に入れるよ」といいます。「自民党は憲法9条改憲といっていますね」と訴えると、「安倍さんは国家主義のおかしな国にしている。昔は中にはリベラルな人もいたけどね」と話しました。

 築地市場の豊洲移転問題でも対話。八王子駅北口で演説を聞いていた歯科医の男性(70)は、小池百合子都知事が発表した、豊洲に移転しつつ築地に市場機能を残す方策について「本当に豊洲も築地も整備するのか。パフォーマンス要素があると感じる。これ以上税金を無駄に使ってほしくない」と話しました。

 買い物帰りに世田谷区での街頭演説に立ち寄った女性(50)は「築地に戻って来られるかは誰も分かりませんよね」と不安顔。里吉ゆみ候補と小池さんの演説を聞き、「言っていたこと全部に納得です。がんばってください」と語りました。

 福祉や暮らし最優先の都政への願いも切実です。夫と息子2人と一緒に日野市で演説を聞いた女性(31)は「お給料のことが心配。正社員だとブラック、契約社員だと時間は自由だけど…。下の子はいま5カ月。上の子と同じところに入れたいけど、どうなるか。保育所増設には期待しています」と話しました。


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