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2017年6月25日(日)

何としても2期目都議会へ

米倉候補訴え 共産党伸びてこそ

豊島区(定数3)

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(写真)街頭演説を聴いた若者と握手する米倉春奈都議候補=東京・池袋駅西口

 東京都議選(7月2日投票)で大激戦の豊島区(定数3)で、日本共産党の米倉春奈候補(29)=現=は、「米倉落とし」を狙った攻撃を打ち破って、何としても2期目の都議会へと奮闘しています。

 同区では3議席をめぐって、共産党の米倉候補のほか、自民党の現職、公明党の現職、都民ファーストの新人など有力5氏の大激戦です。

 米倉候補は街頭で、都政の軸を巨大開発優先から福祉・暮らし優先に切り替える、本物の都政改革は共産党が伸びてこそ実現すると訴えています。通りかかった人が足を止めて聞き、「頑張れ」と声をかけるなど、強い反響があります。

 森友・加計疑惑や「共謀罪」法の強行など、安倍政権の暴走への批判が高まり、有権者は変化しています。

 ある党支部員が、これまで党とつながりのなかった中高年の男性に電話すると「もう今度は自民に入れない。迷っている」。党支部員が米倉候補の実績を語ると男性は「考えてみる」と答えました。

 他候補も必死です。

 自民は昨夏の都知事選で小池百合子知事を応援したために区議14人中5人が除名に。党本部丸抱えの選挙戦を展開しています。

 公明は「公明新聞」で「共産急浮上」などと危機感をあおって共産党落としに躍起です。

 都民ファーストは小池知事との連携を前面に押し出して宣伝しています。

 共産党豊島地区委員会は、前回得票の約2倍にあたる2万8000票を得票目標とし、周りに支持を広げてくれる人を増やす「折り入って」作戦など、懸命に取り組んでいます。


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