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2017年6月25日(日)

都議選 「自公対共産」で大激戦

首相に憲法を語る資格なし 疑惑の説明こそまっさきに

志位委員長訴え

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(写真)志位和夫委員長と、とくとめ道信候補の訴えを聞く人たち=24日、東京都板橋区

 火ぶたが切られた大激戦の東京都議選の2日目の24日、杉並・板橋・江戸川各区の街頭を駆け巡った日本共産党の志位和夫委員長は、「メディアはもっぱら『小池知事対自民党』と書いていますが、『対決』の中身が定かではありません。『自民・公明対日本共産党』――ここにこそ本当の対決軸があります」とズバリ指摘。▽国政を私物化し、憲法を壊す安倍自公政権に首都東京からレッドカードをつきつけよう▽築地市場の豊洲移転を中止し、世界に誇る築地市場を未来に引き継ごう▽都民の大切な税金は、巨大開発でなく、福祉と暮らしに最優先で使う都政をつくろう―という三つの訴えを行い、「都民の願いを託せるのは日本共産党です。どうか支持の輪を広げに広げてください」と呼びかけました。街頭演説はどこでも聴衆の輪がぐんぐん広がり、節々で掛け声と拍手が湧き起こり、熱気にあふれました。

 演説のなかで志位氏は、安倍晋三首相、菅義偉官房長官、萩生田光一官房副長官という「官邸で強権をふるう3人組」が、誰一人として都議選の告示日に都民の前で訴えることができなかったことを指摘。「安倍政権の目にあまる国政私物化、憲法破壊の暴走に対して、『こんな政治は許せない』という国民の怒りが沸騰しています。安倍自公政権に首都東京から厳しい審判をくだしましょう」と訴えました。

 また、志位氏は、安倍首相が、24日、神戸市内の講演で、「来たるべき臨時国会が終わる前に、衆参の憲法審査会に自民党案を提出したい」と述べたことについて、「安倍首相が今語るべきは憲法の問題ではありません。いよいよ深刻になる『加計』疑惑について、国民に『真摯(しんし)に説明』することこそやるべきです。野党の憲法53条にもとづく臨時国会召集要求にこたえて、憲法をちゃんと守って臨時国会をただちに召集し、疑惑解明への責任を果たすべきです。憲法を語る資格など安倍首相にありません」ときびしく批判しました。

 同時に、「無法な首相のこの発言によって、憲法9条改定問題は、いよいよこの都議選の大争点になってきました。安倍自公政権による憲法破壊から、世界に誇る日本の宝、9条を守ろう―この願いはこぞって日本共産党におよせください」と力説しました。

 志位氏が、都議選の争点を縦横に訴え、最後に、「選挙戦はどこでも大激戦・大接戦です。最後まで頑張りぬいたものが勝利をつかめます。日本共産党をのばして、東京から流れを変えましょう」と訴えると、盛大な拍手と歓声が湧き起こりました。


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