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2017年6月22日(木)

元島民の思いを放置

「領土」問題 畠山氏に参考人

衆院沖縄北方特

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写真

(写真)質問する畠山和也議員=13日、衆院沖縄北方特委

 衆院沖縄北方特別委員会は13日、ロシアのプーチン大統領と安倍晋三首相が昨年12月に協議を開始すると合意した日ロ共同経済活動や、「北方領土」問題をテーマに参考人質疑を行いました。

 日本共産党の畠山和也議員は、領土問題を脇に置いて共同経済活動を進めることは許されないとして見解を質問。千島歯舞諸島居住者連盟・脇紀美夫理事長は、元島民の思いが放置されたまま「経済活動だけが進んで、ロシアにすりよってばかりになるのでは」と懸念を表明しました。

 根室水産協会・高岡義久会長理事は、根室市の基幹産業であるロシアの排他的経済水域でのサケ・マス流し網漁が1月以降禁止され、金額的にも漁獲量としても大きな打撃を受けたことに言及。「北方領土」の隣接地域が持続的な発展をするためには「領土問題の解決しかない」と述べ、共同経済活動についても「現地の声に耳を傾け、慎重な対応を」と政府に求めました。


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