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2017年6月22日(木)

「加計」 究明 糸口つくれ

参院議運理 仁比氏が要求

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 参院議院運営委員会は21日に理事会を開き、加計学園問題をめぐり首相の側近である萩生田光一官房副長官の関与を裏付ける新たな文書が確認された問題について理事会の場で政府の説明と質疑を求める野党側に対し、自民党理事は現時点では難しいとしながら「引き続き私の立場で努力する」と言明しました。

 日本共産党の仁比聡平議員が20日の理事会で政府の説明を求め、継続協議となっていたもの。仁比氏は改めて閉会中審査と証人喚問を強く求めるとともに、通常国会閉会後、唯一開かれている理事会の場で真相究明の糸口をつくるべきだと力説しました。

 仁比氏は、新文書の内容が事実なら萩生田氏は国会で虚偽答弁していたことになる重大疑惑だと指摘し、説明や質疑に応じないのは問題だと強調。萩生田氏や松野博一文科相が文書の内容を否定していることについても、「『正確性を欠いた』などというが、これまでに明らかになっている文科省作成文書や政府の答弁、今治市資料、報道と符合する部分が多くある。逆に、文書のどの部分が正確なのか、萩生田氏でなければ誰の発言なのか、全く説明できていない」と批判しました。

 民進党理事も閉会中審査と証人喚問を要求。公明党理事も、丁寧に説明するとの安倍晋三首相の発言に触れ「そのような対応を求める。説明の場は各党間で協議が必要だ」と述べたため、引き続き協議することになりました。


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