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2017年6月18日(日)

豊島区 米倉さんの再選を訴え

小池氏 「卑劣な自公に審判を」

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 23日の告示まで1週間を切った東京都議選で、日本共産党の小池晃書記局長は17日、定数3を有力5人で争う豊島区で米倉春奈都議の再選を訴えました。自民党の宣伝カーが走りぬけ、公明党も演説を行ったデッドヒートの椎名町駅前。小池氏は「絶対に負けるわけにいかない。最年少の都議として、立派に活躍してきた米倉さんを勝たせてほしい」と呼びかけました。

 共産党の街頭演説後、20人ほどの支持者を前に演説した公明党参院議員は、「共謀罪」をめぐり「民進、共産が審議を妨害した」などと攻撃しました。

 これに対し、小池氏と米倉氏の熱い訴えには、聴衆から「市民の味方だよ」「総理大臣やめさせてくれ」の声援が次々と。2期目を目指す米倉都議は、青年の貧困の問題を都議会で取り上げ、首都大学東京の学費減免を拡充した実績を語り「声を上げれば政治は変えられる」と強調。給付制奨学金の実現に力を尽くしたいと述べ、「誰でも学べる東京をつくるために力を合わせよう」と訴えました。

 小池氏は、参院法務委員長を務める公明党が、自民党と結託して「中間報告」という禁じ手で委員会審議を打ち切り、「共謀罪」を強行した暴挙を批判。「加計」疑惑では、安倍政権が「総理のご意向」などと記した文書が本物だと証明されると、疑惑の責任を官僚に押し付けていることをあげ、「こんな卑劣で冷酷な政治を許してはいけない」と力を込めました。

 小池氏は、反共攻撃を繰り返す公明党に対し、都議選を前に“改革派”のような顔をしているが、大型公共開発を優先し、福祉を切り捨ててきた3代にわたる都知事に何でも賛成したのが公明党だと指摘。「国会では共謀罪を強行した。平和の党という看板はさっさと下ろすべきだ」と反撃しました。

 小池氏は、米倉都議がパパやママ、区議団と力を合わせて認可保育園を26カ所増やし、特養老人ホームも2カ所増やすなど「本当に立派な成果をあげてきました。米倉さんの大事な議席を必ず守り抜かせてください」と訴えました。


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