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2017年6月16日(金)

沖縄・オスプレイ緊急着陸続出

飛行中止と撤退要請

防衛局に党県委

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 日本共産党沖縄県委員会は15日、米軍普天間基地(宜野湾市)所属オスプレイの緊急着陸が各地で相次いでいる問題で、沖縄防衛局にたいし異常事態が相次ぐオスプレイが飛行を続けるのは許されないとして、オスプレイの飛行中止と全機撤退を求めました。

 オスプレイの緊急着陸は、6日夜の伊江島補助飛行場(伊江村)に続き、10日夜にも奄美空港(鹿児島県奄美市)で起きました。米軍は、いずれも飛行中に機体の異常を知らせる警告ランプが点灯したとして事故を避けるための「予防着陸」としています。

 西銘純恵県議が党県委員会を代表して▽警告灯点灯の原因や昨年12月の名護市安部へのオスプレイ墜落の原因を明らかにする▽同機による夜間飛行訓練はただちに中止する―などを求める申し入れ書を防衛局に提出しました。

 党側は、昨年12月の墜落事故原因がいまだに明らかにされていないことに、「米軍にいつまでに出させるのか」と追及。防衛局側の「しっかりと求めていく」との回答に、西銘氏は、「(日本政府が)オスプレイは重大事故の相次ぐ欠陥機だという認識に立っていないのが問題だ」と批判しました。

 嘉陽宗儀、玉城武光両県議は、緊急着陸がエンジンの異常なのか、燃料に関する異常なのかさえ防衛局が把握していないことは問題であり、主権国家として米軍に原因公表を求めていくよう迫りました。


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