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2017年6月5日(月)

町田で初の党議席誕生を

東京都議選 志位委員長・池川予定候補が訴え

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 東京都議選で定数4を有力6氏が争う大激戦の町田市で、初の党議席を誕生させようと4日、日本共産党の志位和夫委員長は町田駅前で街頭演説を行い、池川友一予定候補を何としても都議会に押し上げてほしいと訴えました。

 志位氏は、安倍政権による憲法9条改悪を許さない国民的大運動を起こし、都議選で審判を下そうと力説。築地市場の豊洲新市場への移転中止と築地再整備、福祉・暮らし最優先の都政を掲げる日本共産党を何としても躍進させてほしいと訴えると、聴衆は盛大な声援と拍手で応えました。

 指笛や拍手で熱烈な声援を受けた32歳の池川予定候補は「都政が変われば市民生活が確実に向上する。暮らしに役立つ都政へ変える」と決意表明。中学校給食の実現、シルバーパス改善、市民とともに増やしてきた認可保育所や特養老人ホームのさらなる増設を訴え、「9条を守り、憲法の生きる都政をつくる」と力を込めました。応援演説で、市内の男子大学生(19)が高学費に苦しむ学生の実態を語り、「共産党に若者の声を届けてほしい」と期待を寄せました。

 「若さ輝く32歳の池川さん。町田で初の共産党都議をどうか誕生させてください」と訴えた志位氏。「全国最年少の25歳と8日で市議に初当選し、2期7年市政を動かす素晴らしい仕事をしてきた、試されずみの政治家です。党派を超えたご支援で必ず都議会に押し上げてください」と呼びかけると、大きな拍手に包まれました。

 志位氏は、豊洲新市場への移転計画について、汚染の「無害化」も「遮断」も果たされていないとして、移転計画は破たんしたと指摘。「『豊洲移転はきっぱり中止せよ』と訴えているのは共産党です。移転中止、『世界に誇る築地市場』を未来の世代に引き渡そうという願いは、こぞって共産党にお寄せください」と訴えました。

 「東京外環道路などの巨大開発にメスを入れれば財源はつくれます。『逆立ち都政』にメスを入れて、都民の福祉・暮らし最優先の都政をつくろう―都民の切実な願いをどうか共産党にこぞってお寄せください」と訴えると、大きな拍手が起こりました。

 松村りょうすけ衆院東京23区予定候補が応援に駆けつけました。

 共産党を応援しにきたという女性(68)は、「今の政権は情けない。政治を私物化するなんて政治家らしくない。安倍さんの顔を見るのが嫌。もう共産党しかないと思う。頑張ってほしい」とせきを切ったように語りました。


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