2017年6月2日(金)
民意無視の政府ノー
総がかりが国会前行動
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総がかり行動実行委員会と共謀罪NO!実行委員会は1日夜、衆院第2議員会館前で「共謀罪」法案廃案などを求める行動を行いました。参加した600人(主催者発表)が、「共謀罪」法案や「加計学園」疑惑などに怒りの声をあげ、「政治の私物化許されないぞ」「民意を無視する政府はいらない」とコールしました。
議員会館前には、「共謀罪NO!」と書かれたプラカードや横断幕、さまざまな労働組合や市民団体の旗が並びました。さいたま市の男性(75)は元東京大学の職員。「東大有志の会」と書かれた旗を手に参加しました。「日本の民主主義が風前のともしびになっています。戦前のような社会にはさせません。共謀罪を廃案にしたい」と語りました。
安全保障関連法に反対する学者の会から西谷修さん(立教大学教授)がスピーチ。「共謀罪ができれば、かつてのソ連やナチスドイツ、現在の北朝鮮のような密告社会になってしまう。今の政権は明治以来の憲政史上、最悪の政権です」と批判しました。
民進党、日本共産党、社民党の国会議員が駆けつけスピーチしました。共産党からは島津幸広、本村伸子の両衆院議員、山添拓参院議員が参加し、山添氏が訴えました。