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2017年6月2日(金)

患者負担増止めよう

医師ら18万人分署名を提出

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(写真)署名を国会議員(右側)に手渡す医師、歯科医師たち=1日、衆議院第1議員会

 全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)と「保険で良い歯科医療を」全国連絡会(雨松真希人会長)は1日、国会内で集会を開き、「今こそストップ! 患者負担増」(約15万人分)、「保険で良い歯科医療」(約3万人分)の請願署名を提出しました。医師、歯科医師、市民ら約230人が参加しました。

 署名は、70歳以上の患者負担限度額(高額療養費制度)や介護保険利用料の引き上げなど医療・介護の負担増の中止、お金の心配をせず歯科医療を受けられるよう窓口負担の軽減や保険のきく歯科医療を増やすことなどを求めています。

 住江会長が開会あいさつ。市民や医師らが署名の取り組みを交流しました。埼玉県の「利根地域の医療・介護・福祉を良くする会」代表世話人の渡辺浩明さんは、家族や自身の入院で治療費の準備に苦労したとして、「昨年10月から署名に取り組んでいる。憲法25条の健康で文化的な生活を私たちに下さい」と訴えました。

 山梨県の「保険適用拡大を願う会」の小尾直子さんは「県独自の歯科矯正の保険適用実現をめざしたい。署名3千人を目標にしている」と話しました。

 大阪府保険医協会の高本英司理事長は「署名数を圧倒的に増やし、今の政治を変えていくことが大事だ」と訴えました。

 日本共産党、民進党の国会議員が署名を受け取りました。共産党からは真島省三、清水忠史、堀内照文、宮本徹、畑野君枝の各衆院議員、武田良介、岩渕友の両参院議員があいさつしました。


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