2017年5月29日(月)
核兵器廃絶 自信持って
民青高知県委 大平氏招き講演会
民青同盟高知県委員会は27日、高知市で日本共産党の大平喜信衆院議員を招いて核兵器廃絶をテーマにした講演会を開きました。
「今、激動の時代を迎え核兵器廃絶に画期的な一歩が踏み出された」と切り出した大平氏は3月末に開かれた「核兵器禁止条約の国連会議」にいたる経過を報告。22日に発表された核兵器禁止条約の草案のポイントを説明しました。
核兵器禁止条約まであと一歩と迫った大きな力として、(1)被爆者による核兵器の非人道性の告発(2)長年にわたる市民の運動―を指摘。「自信と確信を持って『ヒバクシャ国際署名』を集めよう」と呼びかけました。「きたるべき総選挙は核兵器の廃絶にとっても重要」とのべ、綱領に核兵器の廃絶を明記している日本共産党の躍進、四国ブロックでの議席確保を訴えました。
講演に先立って白川よう子衆院四国比例予定候補があいさつし、「憲法守れの声を大きく上げていこう」と力説しました。
大学3年生の女性は「大平さんが話したように戦争を経験していない私たちが核兵器の怖さを想像することが、核兵器のない世界の実現にとって大切だと思いました」と話しました。