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2017年5月29日(月)

前川氏の証人喚問 なぜ自民は拒否するのか

ネットテレビ 小池書記局長が批判

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 日本共産党の小池晃書記局長は27日夜、インターネット・テレビ「AbemaTV」で「加計学園」の獣医学部新設疑惑について出席者と討論し、前川喜平前文部科学事務次官の証人喚問を自民党などが拒否していることについて「前川氏の発言が『偽りだ』というのなら、証人喚問してただせばよい。なぜそれを拒否するのか」と批判しました。

 小池氏は、前川氏が獣医学部新設について内閣府から「総理の意向」と聞かされたと証言する一方で安倍首相は「そんなことは言っていない」と否定していることを指摘。「もし首相の『虎の威』を借りて『総理の意向』だと言っている者がいるなら、それを突き止めるべきだ。それをせずに前川氏を攻撃するのは全くおかしい」と指摘。「加計学園」問題と「森友学園」問題との間に多くの共通点があると指摘し、「イエローカード2枚もらったらレッドカードで退場だ」と語りました。

 同席した民進党の宮崎岳志衆院議員も、前川氏の証人喚問が実現しないことについて「総理と与党が、出したらまずいと思っているのではないか」と述べました。

 コメンテーターが、獣医学部をつくるため規制緩和するのは当然ではないかと述べたのに対して、小池氏は「獣医学部をつくることが悪いと言っているのではない。安倍首相の『腹心の友』が理事長を務める『加計学園ありき』で政策決定がゆがめられたという重大な疑惑だ」と反論。「すべては政治主導ではないか」という視聴者の意見に対しては、「『政治主導』ではない。国政の私物化だ」と説明しました。

 小池氏の発言に司会のみのもんた氏は「野党の存在は大事。こういったことを指摘してくれて小池さんすばらしい」と述べました。

 小池氏は最後に、「一部の者のために政治が私物化されているという疑念を放置するわけにはいかない。真相を解明する責任は政府と与党にある」と強調しました。


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