2017年5月27日(土)
被災鉄路の復旧急げ
本村議員 「廃線に歯止めを」
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日本共産党の本村伸子議員は19日の衆院国土交通委員会で、全国で鉄道路線の廃止提案が相次いでいると指摘し、鉄道路線の廃止に歯止めをかけるため共産党が発表した政策を紹介し、政府が主導して鉄道路線の維持再生を進めるよう求めました。
本村氏は、新潟・福島豪雨で不通が続くJR只見線の復旧にJR東日本が難色を示していたことにふれ、「国が音頭をとって復旧させるようJR東日本に指導すべきだ」と訴えました。石井啓一国交相は「必要な協力や助言をしたい」と述べました。
本村氏は、国が主導して被災した鉄道路線の復旧を最優先する仕組みをつくるべきだと指摘。各鉄道事業者が応能負担で拠出し、被災時に早急に利用できる「鉄道災害復旧基金」をつくる提案をしました。