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2017年5月26日(金)

地域への対策ぜひ

サケ・マス流し網漁禁止 紙氏が要求

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(写真)質問する紙智子議員=16日、参院農水委

 日本共産党の紙智子議員は16日の参院農林水産委員会で、ロシア200カイリ内のサケ・マス流し網漁禁止によって、北海道根室市はじめ「北方領土隣接地域」の経済が大きな打撃を受けていることを示し、実効ある対策を求めました。

 根室市調査では流し網漁禁止以降、関係業界の売上高は水産加工業88・8%減、運輸業81・8%減、製函業67・6%減で、全業種全体でも78・9%減となっています。

 こうした状況について紙氏が認識をただし、山本有二農水相は「地元関連産業に大きな影響がある」、「新たな魚種を漁獲対象とする代替漁業への転換の取り組みを支援している」と答えました。

 紙氏は、サケ・マス漁に代わるサンマ漁は目標の4割、マイワシ漁は6割、サバ漁は1%にとどまっているとし、ホタテガイの種苗購入費用や漁船の建造支援などを求めました。山本氏は「根室や北海道と検討し適切な方法を探したい」と述べ、佐藤一雄水産庁長官は「建造支援は漁船リース事業の活用が考えられる」と答えました。


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