「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2017年5月26日(金)

オスプレイ 佐賀空港への配備撤回を

井上氏 訓練集中の恐れ指摘

参院外防委

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)質問する井上哲士議員=25日、参院外防委

 日本共産党の井上哲士議員は25日の参院外交防衛委員会で、佐賀空港(佐賀市)で計画されている自衛隊の垂直離着陸機オスプレイの配備に伴い、同空港で米軍オスプレイの訓練が集中して実施される懸念を示し計画の撤回を求めました。

 井上氏は、昨年10月に安倍晋三首相が参院予算委員会で「(米軍オスプレイの)訓練の一部を佐賀で行うことで進めている」と答弁したことにふれ、「なぜ佐賀空港だけ例示したのか」と追及。稲田朋美防衛相は、沖縄県での訓練を県外移転し全国の空港を利用する「一例として述べたものだ」と弁明しました。

 一方で防衛省の深山延暁地方協力局長は、米軍オスプレイの訓練移転による民間空港の使用実績はなく「今後も具体的な計画はない」と答弁。井上氏は、全国での使用実績や計画がない中、安倍首相が唯一佐賀空港に言及したことは自衛隊オスプレイ配備に伴う米軍との訓練が集中する恐れを示していると指摘し、住民が不安に思うのは当然だと強調しました。

 井上氏は、同空港の建設計画時に佐賀県と地元漁協が「自衛隊との共有はしない」という趣旨の公害防止協定を結んでいるとして「協定に反し、世論も無視した配備は撤回すべきだ」と訴えました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって