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2017年5月25日(木)

廃案に追い込もう

総がかり行動実行委など 国会前訴え

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(写真)「共謀罪は絶対反対!」「強行採決今すぐ撤回!」と声を上げる参加者たち=24日、衆院第2議員会館前

 「強行採決今すぐ撤回!」「野党はがんばれ!」―。衆院本会議で「共謀罪」法案が強行採決されてから一夜明けた24日昼、共謀罪NO!実行委員会と総がかり行動実行委員会の国会前行動で、約600人(主催者発表)が声を上げました。

 共謀罪法案に反対する法律家団体連絡会の加藤健次弁護士が主催者あいさつ。国連特別報告者が同法案に懸念を示したことに対し、政府が抗議したことを、「政府はその顔でサミット(26〜27日)に行く。国際社会に対して恥ずかしい。もう一回り、二回り運動を広げれば廃案に追い込めると確信している」と呼びかけました。

 横浜市から参加した男性(72)は「多数だから何をやってもいいというわけではない。少数者の意見も政策に生かしていくのが民主主義。安倍さんはそれを分かっていない」、63歳の女性は「戦争する国に戻してはいけない。若い人たちにこんな社会を残したまま、死ねない」と話しました。

 日本共産党の辰巳孝太郎参院議員が「政党ビラを配っていた堀越明男さんが不当逮捕された事件では、170人の公安警察を動員し尾行・盗撮した。法案が通ればこれが普通になる。法案阻止へ、皆さんと国会内外で頑張る決意です」と訴え。民進、社民の国会議員も発言しました。


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