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2017年5月21日(日)

自由な社会を守れ

「共謀罪」に怒り 未来公共 コール

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国会前

写真

(写真)夜遅くまで抗議の声を響かせた若者たち=19日、国会正門前

 「共謀罪」法案の強行採決(19日、衆院法務委員会)に怒り、同日夜、廃案を求めて行われた「未来のための公共」(未来公共)の国会正門前抗議。およそ3時間で、のべ1万人(主催者発表)が声をあげました。

 「総がかり行動実行委員会」などの行動を引き継いで始まったのは、同日午後7時40分ごろ。参加者は「人の会話をのぞき見するな」「ラインも見れる共謀罪」「いいね!も監視対象」と書かれたプラカードを手に、「自由に話せる社会を守れ」「ものがいえない社会をつくるな」「治安維持法復活させるな」とコールしました。

 マイクを握っている人のなかには、安保法制(戦争法)反対で声をあげた人たちの姿もありました。

 民進党、日本共産党、社民党、無所属の国会議員が駆けつけ、次つぎと訴えます。日本共産党からは吉良よし子、仁比聡平の両参院議員がスピーチ。「野党は共闘」コールがわきあがりました。

 未来公共のメンバー、大学生の女性が訴えます。「みんなこんなに怒っています。何でまともな答弁もできない人たちに私たちの未来を決められないといけないんですか。私は将来結婚して、自由な社会を子どもたちに残したい。絶対に廃案にしましょう」


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