2017年5月21日(日)
総選挙へ市民と野党が共同 安倍暴走政治を倒そう
全国革新懇が総会 志位委員長が特別発言
「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」(全国革新懇)は20日、東京都内で第37回総会を開きました。安倍晋三首相の9条改憲発言や「共謀罪」法案の強行採決など安倍暴走政治に「市民と野党の共闘」が真正面から対決する激動の情勢のもとでの総会。報告や討論で、草の根から国民的共同を広げ、総選挙で新しい政治をつくろうとの発言が相次ぎました。日本共産党の志位和夫委員長(全国革新懇代表世話人)らが特別発言を行いました。(特別発言)
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報告と提案を行った小田川義和代表世話人(全労連議長)は、「暴走は新しい段階に入った」と強調し、この間の全国各地の多彩な革新懇運動と成果を紹介。「安倍政権を倒して暴走政治をストップし、新しい政治に道をひらこう」と呼びかけました。
志位氏は、安倍政権の状況について、(1)憲法を無視した暴走に歯止めがない(2)権力者による国政の私物化が横行している―として「もはや安倍政権は法治国家の体をなしていない」と告発。これらは政権側のおごりとあせりの表れだとして「野党と市民の共闘をぜひ総選挙に向けて大きく発展させていただきたい。大事なのは草の根からのたたかいです」と訴えました。
特別発言で柴田英二千葉県革新懇事務局長と泉敏裕香川県革新懇事務局長は「3週間後に(県内の)全13小選挙区で市民連合が結成される」(柴田氏)、「たたかいの現場でともに学びたたかうことで運動の質を変え、共同を広げている」(泉氏)と報告しました。
討論で大阪革新懇の代表は、「安倍だけは許せない」という連合の幹部や保守の人たちも巻き込んでの市民連合を呼びかけていると紹介。京都青年革新懇「home―はんなり」の代表は、2月の「はんなリズム2017 青年革新懇全国交流会in京都」は仲間がいたから成功できたと報告し、「みんなでつながりあって、みんなで元気に運動していきたい」と語りました。民医連、農民連などの代表も発言しました。