2017年5月10日(水)
「共謀罪」は絶対反対
官邸前で行動 市民ら「憲法守れ」
|
「共謀罪」法案の廃案、安倍政権の退陣を求めて9日夜、首相官邸前で安倍政権に反対する抗議が行われました。ドラムやプラカードを持って集まった参加者は「共謀罪はぜったい反対」「安倍はやめろ」と国会に向かってコールしました。
官邸前には、時間がたつにつれて人が増えていきます。集まった人びとは「市民が黙っていたら、安倍政権は『共謀罪』法案を強行採決する」「憲法を無視するような人たちに、憲法は変えさせない」などと語ります。
埼玉県さいたま市から参加した、男性(66)は、「安倍政権は立憲主義を無視している。とても危険だ」と強調します。「国会を見ていても、安倍政権は数の力でやりたい放題だ。国民を軽視していると思う。私たちが反対の声をあげないといけない」と語りました。
抗議を呼びかけた、都内に住む会社員の男性は「国会内外で力を合わせて『共謀罪』法案を廃案にしないといけない。そのためにも、自分はできることをやっていきたいと思っています。全国各地でさまざまな形で抗議を広げてほしい」と語り、抗議は来週も行うとのべました。