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2017年5月9日(火)

前復興相暴言 政権の姿勢が問題

宮本岳志氏 首相責任ただす

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 日本共産党の宮本岳志議員は8日の衆院予算委員会で、東日本大震災が「東北でよかった」と暴言を吐き辞任した今村雅弘前復興相の問題で、安倍晋三首相の任命責任をただしました。

 宮本氏は、安倍首相が今村氏の暴言について「東北の人々の気持ちを傷つけた」などと答弁したのに対し、復興に対する安倍政権の姿勢こそ問題だと追及しました。

 今村氏が4月4日の記者会見で東京電力福島第1原発事故による「自主避難者」の帰還を「本人の責任」と切り捨てた際にも安倍首相が続投させ、かばってきたと指摘。さらに今年3月11日の震災追悼式の式辞で安倍首相が「原発事故」という言葉を一切使わなかったことや、「復興は着実に進展している」と言い切ったことを挙げ、「そもそも首相は『人』を見ていない。人数や被害額など数字を見ているにすぎない」と批判しました。

 その上で、復興の重大問題として、元の生活に戻れない多くの人が残されていること、震災の傷は決して癒えていないこと、収束しない原発事故という三つの点を強調し、「首相の姿勢が問われている」と厳しく指摘しました。


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