2017年5月4日(木)
北・シリア問題を協議
米ロ首脳が電話会談
【ワシントン=遠藤誠二】米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領は2日、電話会談し、北朝鮮による核兵器・ミサイル問題、シリア情勢について協議しました。
ロシア大統領府は「朝鮮半島における危険な状況について話し合われた。プーチン大統領は自制と緊張の緩和を呼び掛けた」と発表。米ホワイトハウスは「北朝鮮の非常に危険な状況を解決する最善の方法について話し合った」との声明を発表しました。
両首脳の電話会談は、米軍が4月6日にシリアをミサイル攻撃して以来初めて。
シリア情勢についてホワイトハウスの声明は「全当事者が、暴力を終わらせるためにできることすべてを行わなければならない」と主張。両首脳は、シリアにおける停戦と安定にむけて、対話を強めることで一致しました。