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2017年4月27日(木)

平和的外交的解決を

赤嶺氏 北朝鮮問題で主張

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(写真)質問する赤嶺政賢議員=25日、衆院安保委

 日本共産党の赤嶺政賢議員は25日の衆院安全保障委員会で、北朝鮮問題への対応で「すべての選択肢がテーブルの上にある」とのトランプ米大統領の「言葉と行動」を高く評価した安倍晋三首相発言を批判し、「安保理決議の厳格な実施など、国際社会が一致して平和的外交的な解決に徹するべきだ」と主張しました。

 首相が評価した「行動」の中身をただした赤嶺氏に、外務省の四方敬之参事官は、「米空母カール・ビンソンと米軍の展開も含まれる」と言明。稲田朋美防衛相は、カール・ビンソン空母打撃群と海上自衛隊の共同訓練によって「日米同盟の強さを増すことができる」「地域の安定化に向けたわが国の意志と高い能力を示す効果がある」と答弁しました。

 赤嶺氏は、「北朝鮮による核・ミサイル開発は、国連安保理決議、日朝平壌宣言、6カ国協議の共同声明に反する暴挙だ」と批判。同時に、「日米同盟の強さを見せつけるなど、戦争への発展が安易に語られてはならない。絶対に戦争にしてはならない」と強調しました。

 同委員会は同日、防衛省設置法等改定案を自民、公明、維新など各党の賛成で可決。日本共産党、民進、社民は反対しました。

 採決に先立つ討論で赤嶺氏は、法案による陸上総隊の新編成は、南西地域に全国の部隊を投入し、一元的に指揮するためのものだと批判。「軍事体制の強化は周辺諸国との緊張を高め、軍事対軍事の悪循環を招くだけだ」と批判しました。


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