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2017年4月26日(水)

「共謀罪」反対 市民ら行動

国会前「表現萎縮、法の狙い」

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(写真)「共謀罪」反対の声をあげる参加者=25日、衆院第2議員会館前

 国会で「共謀罪」法案の参考人質疑が行われた25日、総がかり行動実行委員会の主催で同法案に反対する市民の行動が国会前で行われました。

 日本弁護士連合会・共謀罪法案対策本部副本部長の海渡雄一弁護士が、「質疑で参考人が『国際組織犯罪防止条約を批准しないと国際社会で肩身が狭い』などと言ったが、誰も条約批准に反対などしていない。議論がかみ合っていない。このままの形では法案は通せないということがはっきりした」とスピーチ。

 「共謀罪が要るならオリンピックは要りません」と書かれたプラカードを掲げた女性(60)は、盛山正仁法務副大臣が「一般人も捜査対象」と述べたことについて、「初めから、一般人の表現を萎縮させるのが目的なのだと思います」と話しました。

 参考人として発言した、京都大学の高山佳奈子教授が「ここで皆さんが応援してくれていることを糧にがんばった」と話すと、拍手が起こりました。

 日本共産党の池内さおり、清水忠史、畑野君枝の各衆院議員、山添拓参院議員が参加。清水議員が「金田法相という一番の責任者がまともに答弁できない」と訴えると、「金田辞めろ!」と声があがりました。民進党、社民党の国会議員も参加しました。


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