2017年4月26日(水)
工事着手抗議 新基地建設中止・撤回を
衆院安保委 赤嶺氏が主張
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日本共産党の赤嶺政賢議員は25日の衆院安全保障委員会で、同日午前に沖縄防衛局が県民多数の反対を押し切り、名護市辺野古への米軍新基地建設の本格的な海上工事に着手したことについて、「断じて容認できない」と抗議し、「新基地建設はただちに中止・撤回し、普天間基地を閉鎖・撤去せよ」と求めました。
赤嶺氏は、地元紙の同日付世論調査でも、新基地建設「反対」が61%と「賛成」の23%を大幅に上回っていることを紹介。本格的な埋め立て工事を始めようとする安倍政権の姿勢を「妥当でない」は65%(「妥当だ」23%)に達していると強調しました。
稲田朋美防衛相は「準備が整ったので護岸工事を開始した」と強弁。「反対意見が多いことは承知しているが、工事を進める」と言明しました。
赤嶺氏は、沖縄における米軍基地の形成過程や沖縄の本土復帰の原点にふれ、「米軍基地の縮小撤去に取り組むべきであり、辺野古の新基地建設は直ちに中止・撤回し、普天間基地は閉鎖・撤去を強く求めたい」と主張しました。