2017年4月22日(土)
「共謀罪」ぜったい廃案
未来のための公共 国会前で行動
21日夜に「未来のための公共」が国会正門前で行った、安倍政権に反対する抗議行動。参加者は「共謀罪」法案について、「戦前に戻るような動きだ。黙っていてはいけない」と語ります。国会議員や学者、弁護士、市民がスピーチし、「廃案にするために力を合わせよう」と訴えました。
埼玉県入間市の女性(55)は、毎週抗議に参加しています。安保法制に反対する国会前抗議にも来ていたと話します。「国会に共謀罪が出てきた。また声をあげないといけないと思いました。私たちの声がきちんと反映される社会にしたい」
「未来のための公共」のメンバーの大学生は、安倍政権は国会の数の力で、自分たちの都合の良いように物事を決めていると指摘。「いま行われている政治は、普通の政治ではありません。あきらめてはいけません。大きな声をあげていきましょう」と呼びかけました。
「安全保障関連法に反対する学者の会」から、東京慈恵会医科大学教授の小沢隆一さんがスピーチしました。「共謀罪」法案について、国家権力にたてつかない国民を育てるためのものだと指摘。「向こうは本気で通そうとしてきている。私たちも本気にならないといけない。ともに頑張ろう」と語りました。
日本共産党、民進党、社民党の国会議員が訴えました。共産党からは池内さおり衆院議員がスピーチしました。