2017年4月19日(水)
安倍政権への怒り次々
東京 板橋でシールアンケート
「みんな怒っている」「安倍政権のあらゆることがダメ」―買い物客でにぎわう東京都板橋区のハッピーロード大山商店街で17日昼、本紙はシールアンケートを行いました。「森友」疑惑などに“フタ”をしたまま暴走を続ける安倍政権への憤りの声が次々寄せられました。
シールをはってもらったのは、国有地を格安で払い下げた「森友」疑惑、「教育勅語」の学校の教材としての容認、南スーダンPKO派遣部隊の「日報」隠ぺい、復興相の原発事故の自主避難者への暴言の、安倍政権の“モラル崩壊”を象徴する4項目。パネルに目をとめた買い物客の多くが、すべての項目に「許せない」とシールを貼りました。怒りは年金などくらしの切実な問題や、「共謀罪」法案、自民・公明党が数を頼みに繰り返す悪法の強行採決にまで及びました。話しだすと止まらないほど、怒りをぶつける人も。
「いつも自民党に投票している」という女性(77)も「森友」疑惑にペタリ。話は安倍政権が今国会で成立を狙う共謀罪に広がり「怖い。自由にものも言えなくなる。人権無視よ。絶対通さないでほしい。こんな法案を許すほど国民はばかじゃない」と話します。
「教育勅語を、学校の教材にしていいなんて、戦争に近づいているようで怖い」と話すのは区内で飲食店を営む女性(68)。「孫が中学生だから、おとなになるころに、戦争が始まったらどうしたらいいか。子どもにも、選挙のときには『自民党も公明党もだめだから、共産党に入れて』って話しています」と日本共産党への期待を語りました。