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2017年4月15日(土)

米 「最強」爆風爆弾を投下

アフガン東部 ISに実戦で初めて

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 【ワシントン=池田晋、洞口昇幸】アフガニスタン駐留米軍は13日、同国東部での過激組織ISの「掃討作戦の一環」として、大規模爆風爆弾(MOAB)の「GBU43B」を投下したと発表しました。同爆弾は、米軍が保有する核兵器以外の通常兵器で最強の破壊力があります。実戦で使用されたのは初めてです。

 米側の発表によると、現地時間13日午後7時32分(日本時間14日午前0時2分)、東部ナンガルハル州アチン地区でISの利用する地下トンネルに向けて投下。被害などは明らかにしていません。

 トランプ米大統領は13日、ホワイトハウスで記者団に「またも任務を成功させた。わが軍を非常に誇りに思う」と述べました。

 アフガン駐留米軍のニコルソン司令官は声明で、「ISが即席爆発装置(IED)やトンネル、地下壕(ごう)で防御を固めている」として、「そうした障害を減らし、対IS戦での攻勢を維持するのに適した爆弾」と説明。今後も攻撃作戦を継続するとしています。


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