2017年4月14日(金)
オスプレイ合意反す
梅村氏 人口密集地の訓練告発
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日本共産党の梅村さえこ議員は11日の衆院総務委員会で、「できる限り人口密集地域を避けて飛行する」などとした日米合同委員会の合意に反して米海兵隊所属のMV22オスプレイが関東でも人口密集地で訓練していたことを市民の調査をもとに告発しました。
梅村氏は、3月6〜17日にオスプレイ6機が参加した日米共同訓練「フォレスト・ライト02」について、埼玉平和委員会が集めた同機の目撃情報を紹介。東京の横田基地から群馬県や新潟県に向かったオスプレイが学校や病院など人口密集地を飛んでいたことを示し、「訓練飛行を通告なしに勝手に行っていたのは一目瞭然だ」と迫りました。
防衛省はオスプレイの飛行経路について「米軍の運用にかかわる」として答えませんでした。
梅村氏は、ハワイや沖縄でオスプレイが墜落し、国民が不安を抱える中で市民が調べなければ運用実態が明らかにならないのは問題だと批判。「大切な情報が国民に知らされていない。飛行ルートの情報を公開すべきだ」と訴えました。