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2017年4月14日(金)

“安倍政権ノー”大集合

東京・新宿 市民と野党が本気の共闘

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(写真)市民と野党のスピーチを聞く人たち=13日、東京・新宿駅西口

 市民と野党による大街頭宣伝が13日、東京・新宿駅前で行われました。4野党1会派の代表と市民が次つぎにスピーチ。「森友学園」問題や「共謀罪」法案など、民意を無視して暴走する安倍政権をストップさせるために、市民と野党の共闘をさらに発展させようと訴えました。

 駅前は、スピーチを聞く約1200人であふれました。弁士の一言ごとに「そうだ!」の大きな声が上がりました。宣伝カーの上で、野党の代表が手をつなぐと、「野党は共闘」のコールが沸きあがりました。

 東京都品川区から参加した女性(70)は、「安倍政権は数の力で何でもやりたい放題です。すごく怖い」と話しました。

 主催は、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)と「総がかり行動実行委員会」です。主催者あいさつした山口二郎さん(法政大学教授)は、「いま進んでいるのは、安倍政権による国家の私物化です。選挙でノーの意思を突きつけないといけない。野党が力を合わせ、市民が後押しをしていこう」と語りました。

 政党、会派を代表して、5人の参院議員がスピーチ。民進党の小川敏夫参院議員会長、日本共産党の小池晃書記局長、自由党の森ゆうこ参院会長、社民党の福島瑞穂副党首、参院会派「沖縄の風」の糸数慶子代表が、「野党が本気で結束して安倍政権を倒そう」と発言しました。

 小池氏は、市民連合と野党で共通政策の考え方をまとめたと報告。「野党はしっかり旗印を掲げてたたかっていきます。総選挙へ向けて、野党が力を合わせ、安倍政権を打倒して新しい政治をつくる。みなさん力をかしてください」と呼びかけました。

 学生や学者、弁護士がスピーチしました。大学生は、「数の力で政治を決めることをやめないなら、総理大臣をやめてください」と語りました。


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